eposカードは、年会費無料で機能や特典が充実している人気のクレジットカードですが、利用頻度が下がり、使わなくなってしまったから解約したい…という方もいますよね。
今回はeposカード解約したい時、どのような方法で手続きすればよいのか、また解約の際に生じる疑問や不安への対処法をお伝えしていきます。
eposカードの解約方法
エポスカードの解約方法は3つあります。
それは、「電話での解約」「店舗での解約」「解約書類での解約」です。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
カスタマーセンターに電話で解約
まず、最も定番の方法である「電話での解約」です。
カード名義人本人が、エポスカスタマーセンターに電話をかけましょう。
エポスカスタマーセンターは東京と大阪の2か所に設置されているので、自宅から近い方の番号へかけると繋がりやすいはずです。
営業時間は平日・休日ともに9:30~18:00で、1月1日以外は毎日稼働しています。
電話での解約手続きの際、オペレーターにクレジットカード番号と有効期限の情報を聞かれるため、手元には解約したいeposカードを用意しておきましょう。
- エポスカスタマーセンターに電話。
- カード名義人が電話をかける。
- 解約したいeposカードを用意しておく。
店舗内のエポスカウンターで解約
次に、「店舗での解約」という方法です。
全国のマルイ系列の店舗内に設置された、エポスカウンターで直接手続きが可能です。
カード名義人本人のみ手続きを行うことができ、家族等が代わりにカウンターに行っても対応してもらえません。
店舗での解約手続きの際は、解約予定のエポスカードと免許証等の本人確認書類が必要です。
自宅や勤務先の近くにマルイ系列店舗があるなら利用しやすいですし、対面手続きのため不明点があればその場で解消できるため安心ですね。
- 店舗内のエポスカードセンターへ行く。
- カード名義人が手続きする。(代理人は不可)
- 解約するeposカードと本人確認書類(免許証等)を持参する。
解約書類を封書で通知
最後に、「解約書類での解約」です。
一般的な方法ではありませんが、やむをえない事情や強い希望があれば書類送付により解約することも可能です。
エポスカスタマーセンターに電話をかけ、書類による解約希望と理由を伝えましょう。
カスタマーセンターの案内に従って解約書類を記入し、提出する流れになります。
エポスカードの解約は自動音声?オペレーターにすぐつながる?
エポスカスタマーセンターに電話をかけると、まず自動音声ガイダンスが流れます。
ガイダンスに従って操作を進めると、オペレーターに繋がるので、解約希望の旨を伝えましょう。
時間帯や日によって電話が繋がりにくい場合があるため注意です。
以下の時間帯や日にちは混雑しています。
- 混雑する時間帯:「9:00~11:00」「12:00~13:00」「16:00~18:00」
- 混雑する日にち:「6日」「7日」「27」「28日」(※終日混雑)
エポスカードの解約で電話つながらない時の対処法
まず、前述の混雑する時間や日にちを避けて電話を掛けなおしてみましょう。
それでも電話が繋がらない場合は、マルイ系列店舗内のエポスカウンターで解約手続きをするとよいでしょう。
- 混雑日、混雑時間帯を避けて電話をかける。
- 電話ではなく、エポスカウンターで手続きするのも手。
エポスカードの解約手続きで必要なものは?
電話での解約の場合は、解約したいエポスカードがあれば手続きができます。
本人確認がありますので、必ずカード名義人が電話をかけるようにしましょう。
店舗での解約の場合は、解約したいエポスカードに加えて免許証等の本人確認書類の持参が必要です。
この場合も、カード名義人が直接エポスカウンターへ行く必要があります。
- 電話で解約:解約したいエポスカードを用意。
- 店舗で解約:解約したいエポスカード+本人確認書類が必要。
エポスカードの解約で本人死亡の場合はどう手続きする?
カード名義人が死亡した場合は、親族による解約手続きが可能です。
エポスカスタマーセンターに電話し、カード名義人が死亡した旨を伝えます。
その際、死亡した契約者の「カード番号・氏名・住所・生年月日・引き落とし口座情報」を用意しておきましょう。
カード利用残高がある場合、登録されている引き落とし口座が未凍結であれば、そこから利用残高分が引き落とされます。
登録口座が残高不足の場合、契約者の親族と協議することになりますが、電話した親族に支払い義務が発生するわけではないのでご安心ください。
- カード名義人が死亡した場合は、親族が解約手続きできる。
- 親族がエポスカスタマーセンターに電話。
- 死亡した契約者の「カード番号・氏名・住所・生年月日・引き落とし口座情報」を用意しておく。
エポスカードを解約するデメリットは?
エポスカードは基本的に電話一本で簡単に解約ができてしまいますが、解約するデメリットもあります。
代表的なものを見ていきましょう。
eposカードの保有ポイントは失効
eposカードを解約すると、もちろん今まで貯めてきたエポスポイントはすべて失効します。
エポスポイントは、マルイの店舗や通販で「1ポイント=1円換算」で利用できたり、商品券やギフト券・グッズ等と交換やネットショッピングで利用できたりと、利用価値のあるポイントです。
ポイントを残したままeposカードを解約するのはとてももったいないので、しっかり使い切ってから解約手続きをしましょう。
家族カードとETCカードも同時に解約
eposカードを解約すると、紐づけされている家族カードとETCカードは同時解約となります。
例えば家族がeposカードを解約したことを知らない場合、解約済の家族カードやETCカードを利用してしまいトラブルとなる可能性もあります。
解約手続きをするときは、家族のカードの利用状況をよく確認してから行いましょう。
会員限定の付帯特典が利用できなくなる
eposカードを解約すると、会員限定の特典やサービスを受けることができなくなります。
エポスカード会員限定の「エポラク保険」も自動解約となってしまいます。
ちなみに、「ルームID」「tsumiki証券」などのサービスは先に解約してからでないと、eposカードの解約ができないので注意が必要です。
エポスカードをずっと使わないとどうなる?
しばらくの間、eposカードを利用しなくても基本的には問題なく使用可能です。
ただし、利用実績なしの状態で長期間放置してしまうと、そのカードは使用不可となってしまうこともあります。
これはeposカードに限らず、他の年会費無料のクレジットカードについても同様です。
- しばらく使わないでいても使用可能。
- 利用実績0で長期間放置していると使用不可になる可能性あり。
エポスカードを解約したかわからない場合の確認方法
eposカードの解約手続きをしたが、ちゃんと解約されているか確認したい時は、会員サイト(エポスNet)の「月別ご利用履歴照会」を見てみましょう。
解約分については、備考欄に「お取消日」が表示されます。
「お取消日」の表示があれば、きちんと解約手続きが完了していることになります。
eposカードの解約処理は、会員サイト(エポスNet)の「月別ご利用履歴紹介」で確認可能。
エポスカードを解約したのに請求が来る原因は?
eposカードを解約したにもかかわらず、請求がきてしまうことがあります。
例えば、携帯電話や公共料金・インターネットプロバイダなどの料金は、利用代金が確定後にエポスカードへ売上情報が到着するため、請求が遅れます。
そのため、解約手続き後にも請求がされる場合があります。
11月の電気代を12月に請求する電力会社の場合。
11月中にeposカードから他の支払い方法に変更したとしても、12月に入ってからeposカードへ11月利用分が到着することがある。
その場合、eposカードの1月の請求が発生。
どのタイミングでeposカードから他の支払い方法に切り替わるかは、加盟店ごとに異なるため、詳しくは利用した加盟店に直接問い合わせるのが良いでしょう。
eposカードの期限切れをそのままにしてる時の対処法は?
有効期限切れのクレジットカードは使用できません。
通常であれば、eposカードの有効期限月の中旬ごろまでに新しいカードが自宅へ郵送されるはずですが、長期にわたって利用実績のない場合、カードが送られてこないことがあります。
もし新しいカードを希望するのであれば、カスタマーセンターへ連絡して相談しましょう。
電話はカード名義人本人がする必要があります。
新しいカードが欲しい場合は、カスタマーセンターへ電話をする。
eposカードの解約についてよくある質問
まとめ
eposカードは電話一本で簡単に解約できてしまうので、手続きにさほど手間はかかりません。
ただ、eposカードは解約するにはもったいないほどの魅力的な機能と特典のあるカードです。
また、解約すると今まで貯めたエポスポイントがすべて失われてしまい、特典や優待も一切受けられなくなってしまいます。
それでも解約する!という場合は、現在の利用状況や今後の利用予定をよく考えてから手続きしましょう。
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